今日は久しぶりに本当に日曜日という気がします。(笑)
すごく暖かいし風もない・・・。
と言えばストリートライブ。
でも先ずは体調の方を治す事を優先させたいと思います。
今日はソロコンサートのまとめ日記。
今回本番当日に向けて最初にした事は減量。
実は用意した衣装が減量前に着てみると
はち切れそうになってしまい(笑)やむを得ずでした。
昔、少しだけボクシングジムに通っていた事もあってそんなに苦にはならなかったです。
12月から1月にかけて10日間で6?の減量に成功!
それからピアノの練習。
新曲の「UNCHAINED」が今まで弾いた事がないような
アップテンポ調だった(笑)のでかなり苦労しました。
正月休み中から本番までその曲ばかり繰り返し弾いてたら
両肩のコリがひどくて大変でした。
本番当日10日前から「一日5時間以上ピアノに触れる」ノルマを課せて、
一週間前からは8時間に増やしました。
減量と疲労で体を壊してしまうのは予想はできたけど本番への不安の為、
練習量をセーブする事ができなかった。
暗い一人ぼっちのスタジオや部屋でエンドレスでピアノに向かっていると
本番当日への不安感がどうしても大きくなっていく。
ギリギリまでストリートライブをやって発散していた方が気持ち的には楽だったかもしれません。
でも今までにないくらい練習をして本番を迎えたらどんなステージになるかを
試したいという気持ちも強かった。
そして本番当日。
朝起きてみたら鼻が見事に詰まっていて「い」の発音ができない。
薬局に行って「点鼻薬」を購入してさっそく試してみたら2時間くらいは効果がありました。
熱を測ったら37度5分。(不安になるから測らなければいいんですが・・・)
不安な気持ちを抱えたまま会場へ。
トリフォニーホールでのリハーサルが始まる。
当日、唯一救いだったのが声が伸びていた事。
これで「最悪なステージにはならない」と確信が持てました。
そして自分が到着する前から会場入りしていたスタッフの方達が
テキパキと自分の仕事をこなしていく姿を見てかなり勇気をもらえました。
本来ならお客さんとしてゆっくり聴きたいはずなのに
快くスタッフを引き受けていただいて準備から本番まで時間を割いて
打合わせに参加してくれたことを心より感謝しています。
ナレーション、客席案内、チケットもぎり、物品販売、音響照明に至るまで
影の支えなっていただき本当にありがとうございました!
そしてお疲れ様でした!
仕事や自身の音楽活動で忙しい中
音響スタッフの責任者として応援に駆け付けてくれたアーティストの宍戸一賀さん、
ノーギャラでビデオ撮影に応じてくれたジャーナリストの遠藤大輔さんら
の姿を見ていたら「死ぬ気で頑張らなくちゃ!」と思えてきて「不安感」から「気合」へ
自然と気持ちが変化していきました。
一曲目の演奏を始めるとやはりというかいつもの事ですが(笑)
緊張の為、指の震えが止まらない。
もう頭の中は真っ白。
でも会場に来てくれたお客さん達の笑顔が
本当に本当に自分を救ってくれました。
これはいつも思う事なんですが自分を見に来てくれる
お客さんはすごく皆さん温かいんです!
あるライブハウスの店長さんが
「三浦さんのお客さんは質が高い」と言っていましたが
その言葉を聞いて以来その事に対し、密かに誇りに思っていました。
でも演奏が納得いかなかったり、どこかしら「お客さんの期待に応えられない」
もどかしさを抱えていたのも事実です。
今回はどうだったか。
自分の中では本当に久しぶりに及第点を付けられるライブだったと思います。
特に2部以降は自分で唄っていてお客さんとの一体感、曲の景色を感じとる事ができました。
その日持てる力は全て出し切った感はあります。
だからと言って反省点が無いわけではありません。
それは次のコンサートへの課題としてクリアしていきたいと思います。
セットリスト
一部
1今はじめよう
2Bird with玄間冬樹(Guitar)、瀬川奈都子(Per)
3青い風 with玄間冬樹(Guitar)
4目をとじて
5悲しみは雨のように
6きりさめ with玄間冬樹(Guitar)、瀬川奈都子(Per)
7愛する人へ〜月明かりのように〜
8UNCHAINED with中田"ジェシー"洋一(Guitar)、瀬川奈都子(Per)
9恋の終わり with玄間冬樹(Guitar)
二部
1心の夜明け
2雪虫 with玄間冬樹(Guitar)
3いつの日にか with中田"ジェシー"洋一(Guitar)
4無人の海 with中田"ジェシー"洋一(Guitar)
5涙のすべてを
6終美 with玄間冬樹(Guitar)、瀬川奈都子(Per)
7希望のうた
8水色の空
9旅の続き
〜アンコール〜
10山の麓
今回のセットリストの中で転機だったのが新曲の「UNCHAINED」。
ギターの中田"ジェシー"洋一さんとパーカッションの瀬川奈都子さんが
うまく自分を立てて、乗せてくれました。(笑)
この曲以降勇気を持って歌う事ができました。
音楽的にも精度が高くて人間性も素晴らしいこの二人にはいつも本番で助けられます。
本当にお疲れ様でした。
一番のハイライトは「終美」での玄間冬樹さんのギター、
瀬川奈都子さんのパーカッション、自分のピアノ3人が絡むラストの部分だったと思います。
この曲が終わった時の拍手が一番大きかった。
玄間さんと自分のピアノは元々長い付き合いだから(笑)阿吽の呼吸がありますが
そこに野性味と安定感を兼ね備えた瀬川さんが加わり、グッと完成度が高くなりました。
玄間さん、瀬川さん、中田さん本当にお疲れ様でした。
今回はお客さんからも「音が良かった」という意見が多数寄せられましたが
これはアーティストの宍戸一賀さんが誰よりも早く会場入りして試行錯誤を
繰り返してくれたお陰です。
出演者とPAの橋渡し役、ギター、ピアノ、パーッカッションの音色、バランスまで
すべて彼が面倒をみてくれました。
宍戸さん本当にお疲れ様でした!
すごく唄いやすかったです。
それから、今回撮影スタッフとしてご協力していただいた
ジャーナリストの遠藤大輔さん。
カメラ5台を用いての撮影本当にお疲れ様でした!
いい絵を撮りたいという意思が伝わってきてプレッシャーにはなりましたが(笑)
勇気付けられました。本当にありがとうございました。
最後に、自分の手が回らないところも打合わせを重ねて
サポートしてくれた全運営スタッフの皆さん、
会場まで足を運んでコンサートを観に来ていただいた全ての方々に
改めて感謝したいと思います。
本当に本当に、ありがとうございました!!!
尚、今回撮影した模様は編集が終わり次第
「三浦一人ソロコンサート2010〜月明かりのように〜」のタイトルで
DVD販売を予定していますのでお楽しみに!
〜次回ライブ予定〜
三浦一人ワンマンライブVol.5(レコ発予定)
日程 2010年3月28日(日)
開場18:00 開演18:30
会場 恵比寿天窓.swich
交通 JR恵比寿駅より徒歩10分
座席数 一階/70席 二階/15席 +立ち見(10名予定)
チケット価格 前売り¥2500 当日¥3000
予約受付 080-5040-6881
info@kazutomiura.com(予約受付中です!)
恵比寿ではなるべくお客さんと自分が至近距離で
楽しめる空間にしたいと思っています。
是非、お時間があれば聴きに来て下さい!
お待ちしております。
1月21日のソロコンサートは自分の中で一生忘れる事のできない
最高の思い出となりました。
寒い中会場まで足を運んでくれた皆さん、本当にありがとうございました!
是非、これからも応援宜しくお願いします!