- 31
- (Mon)
- 2010.05
最近めっきりはまってしまっている音楽。
それはPink Floyd。
特に「shine on crazy diamond」という曲。
全く歌詞の意味も分からず(笑)
それでも曲の雰囲気というか浮遊感に
どっぷり浸かってしまってその魅力から抜け出せないでいる。
彼らの代表的なアルバム「狂気」(dark side on the moon)はまさに
普遍性の塊といったアルバムで、自分的には巷で言われるほど
大好きになれなかったアルバムではあるけれど
セールス的には超ロングセラーを記録してギネスブックに載っているほど。
あんまり知ったかぶりするともっとコアなファンの人達がいると思うから・・・。
でも年齢を重ねれば重ねるほどピンクフロイドの魅力(魔力?)
にとりつかれるのは何故だろう。
演奏は決して上手ではないしバンドメンバー個々人にカリスマ性があるわけでもない。
でも音を聴けば唯一無比で誰も真似のできないピンクフロイドならではの音を奏でる。
あっ!シド・バレッド在籍時のピンクフロイドはカリスマバンドなのかな?
う〜ん正直、シドのいた頃のピンクフロイドの曲ってなぜか好きになれないんだよなぁ。
ピンクフロイドのアルバムで自分の中のベスト3を挙げると
1.「炎〜あなたにここにいて欲しい」(Wish You Were Here)
2.「The Wall」
3.「狂気」(dark side on the moon)
この3枚を繰り返し聴いています。
多分、ただ単に聴きやすいからなのかもしれない(笑)
強烈な社会風刺を効かせたロジャーウォーターズの歌詞と
メロディアスなデヴィット・ギルモアのギター。
どちらかが欠けるともうそれはピンクフロイドではない。
二人揃ってこそのピンクフロイドだと思う。
ロジャー脱退後のピンクフロイドはスパイスが効いてなくて自分には甘過ぎる感じ。
どうして日本にはこういうバンドがいないのかな。
やっぱりイギリスで流れる時間というか空気感と日本の空気感というのは違うのかな?
勿論彼らが活躍した70年代という時代と今の時代を比べるのも無理があると思うけど
今こそ、こういうゆったりとした空間を保てる音というのが必要な時代じゃないかな。
だからと言っていかにも「ヒーリング音楽」とかじゃちょっと物足りない。
そこには人の言葉がないと。
それにしても音楽って本当に様々な表現の仕方があるんだなぁ。